こんにちは。
受容力フォーカスメソッドカウンセラーの奈々です。
こんなご相談をいただきました。
職場の同僚とキャンプに行きました。
自然の中でリフレッシュするつもりだったのに
疲れ切って帰ってきました。
どうして私だけこうなってしまうんでしょう。
キャンプってリフレッシュするためだったり、
リラックスして楽しむのが目的のはずなのに
なぜか、
心から楽しめる人と
心底疲れ切ってしまう人がいるんですよね。
その違いって何でしょう。
それはアダルトチルドレン（AC）が
あるかないかなのです。
アダルトチルドレン（AC）がある場合、
「○○すべき」に囚われることが多くあります。
例えば、
✔ 遅刻すべきではない、
✔自分の仕事は自分で片づけるべきだ、
✔優秀であるべきだ、
✔やさしくあるべきだ…
お仕事の時はもちろん、
日常的にもキャンプ中も
「○○すべき」に囚われてしまうのです。
同僚10人でキャンプに行ったとします。
10人十色、それぞれの楽しみ方があって、
思い思いに過ごす人たちがいます。
・テント張りが得意な人
・キャンプ飯が得意な人
・それを食べたい人
・自然を満喫したい人などなど
そうかと思えばまるでお世話係のように
せっせと荷物を運んだり
足りないものの買い出しに走ったりする人がいます。
または
ぽつんと一人になっている人のことが
心配になってしまう人もいます。
あなたはどのタイプですか？
もしかしたら、
「もうすぐお昼なんだから遊んでないで
まずはみんなでご飯の支度をするべきなんじゃないの」
「もっと協力し合わないとテントがちゃんと張れないよ」
「これじゃあ飲み物が足りないかもしれない…」
「あの人一人になっているけど
声かけてあげた方がいいかな」
なんて思ったりするタイプではありませんか。
そうだとしたら
キャンプを楽しむどころか、
協力的ではない人にイライラしたり、
時間の心配や
足りないものチェックに追われて
一日過ごす羽目になり、
へとへと疲れちゃう方の人。
あげくの果てには
いつも私ばっかり損な役回り…
なんて落ち込んで、
お構いなしに楽しんでいるみんなの輪の中に
入っていけなくなる、なんてことにも。
職場の同僚とのキャンプで
心から楽しめる人と心底疲れちゃう人の違いは、
アダルトチルドレン（AC）による
「○○すべき」に囚われているかいないかの差なのです。
ワイワイと過ごすことよりも
「○○すべき」を優先しすぎるのは、
そうしないと誰からも認められない、
何事も失敗してはいけない、
という恐れや不安の気持ちが強く働くためです。
そんな自分の性質を正しく理解して
そしてそんな自分と和解ができれば、
”疲れちゃう”なんてこと、少なくなると思いますよ。
