こんにちは。
受容力フォーカスメソッド
カウンセラーの奈々です。
最近何かと話題の「AI」。
みなさんはすでに活用されていますか。
私もついに、
やっと、汗
恐るおそる”ChatGPT”というやつに
接触を試みたところです。
きっとその性能の100分の1も
活用できていないとは思いますが、
回答の速さや文章力に感心しています。
何より、違和感なく対話できるところがすごい!
「それはすばらしいですね」
なんて返してくれるから恐縮しちゃうくらいです(笑)
でも対話するうちに、
いや対話できるがゆえに
突っ込んで聞き直したり、
いくつも例を挙げてもらったりするのが
なんだか申し訳なくなってきちゃうのは
私だけでしょうか…汗。
これくらいにしておこうかな、と
遠慮しそうになったときハッとしました。
会社員時代、
後輩に仕事を頼むのが苦手だった
ということを思い出したのです。
頼めないばっかりに
自分ばかり残業してすっごく疲れてたなぁ
って思ず苦笑い…。
ということで、
・職場の後輩にイヤな印象を与えるのが怖い
・ついつい他人に遠慮して自分を犠牲にしてしまう
そんなお悩みを克服する方法をお伝えしていきます。
その克服方法とは「Iメッセージ+アクショントーク」です。
「Iメッセージ+アクショントーク」、
それは相手に嫌な印象を与えずにあなたの考えを伝えることができる方法です。
まず【Iメッセージ】とは、
「私」を主語にした文章です。
・私は〇〇な気持ちです。
・私は△△したいです。してほしいです。
とこんな感じ。
次に【アクショントーク】は、
相手の言動のみに触れる文章です。
それを聞いた相手は、
自分が何をしたらいいのか、
何を言えばいいのかがわかります。
注意点としては、
そうしてくれないことを非難したり、
性格的な部分に触れたりしないということです。
気持ちが伝えられないまま、限界まで頑張っていませんか。
後輩に仕事が頼めず、
自分ばかりが残業の日々…。
でも後輩に仕事を振って
イヤな顔をされるくらいなら
自分でやった方がいい、なんて思うこと…
あります!はい。
だってこれ、会社員時代の私そのもの。
だからこの気持ちわかるんです。
仕事はどんどん山積みになり、
今夜もまた残業…。
はじめのうちは
気力や使命感みたいなもので
乗り切っちゃうんです。
でもそのうちに
こんなことを思い始めませんか…
私だって友達と約束してたのに
↓
いつも私ばっかり
↓
いつまでこんな日が続くの
↓
こんな仕事辞めたい
↓
また長続きしない
↓
私ってやっぱりダメだ…
せっかく使命感を持って
仕事をしていたのに、
そんな自分のことまで否定し始めちゃう、
まさに悪循環の沼です。
もう誰にもそんな風に
苦しんだり悩んだりしてほしくない。
どんどん疲弊していく、
その前に相手にあなたの気持ちを
きちんと伝えて欲しいのです。
そのために
「Iメッセージ+アクショントーク」を
もっとわかりやすく、
具体的にご紹介しますね。
例:後輩の間違いは後輩に修正してもらいましょう。
シチュエーションはこうです。
午後5時、
プレゼン資料を任せていた後輩が
数字の入力ミスをしていることに
あなたは気が付きました。
そのため資料の総チェックと
修正が必要なのですが…。
もちろん、
後輩本人にチェックと修正をしてもらいたい。
でももう5時だし…
自分でやった方が早いし…。
という気持ちはちょっと脇に置いておきましょう。
そして自信を持ってこう言いましょう。
「プレゼン資料は今日中に完成させないとマズイと思うの。チェックと修正、お願いできると助かる。」
解説とエールの気持ちを込めて
いかがですか。
これなら言われた相手も
そこまで気分を害さないのでないでしょうか。
何より、
あなたがまた新たな仕事を背負わなくて済みます。
セリフを分解してみると、
前半の「プレゼン資料は今日中に完成させないとマズイと思うの。」がIメッセージです。
マズイと思っている気持ちを素直に伝えています。
後半の「チェックと修正、お願いできると助かる。」はアクショントークです。
ダメ出しや苦情を加えずに
後輩がやるべきことを伝えましょう。
以上が
職場の後輩にイヤな印象を与えるのが怖くて仕事が頼めない、を克服する唯一の方法
のご紹介になります。
これなら出来そう!
って思ってもらえたら嬉しいです。
少しむずかしいなと感じた方も
あまり重要でないシーンで練習してみてください。
コツをつかんでしまえば
どんな場面でもどんな相手にも
気持ちを伝えることができる方法なんです。
いづれにしても
今までの習慣を変えるには、
意識して練習を重ねるしかありません。
私と練習がしたい(笑)、
または添削してほしいという方は
【お試しカウンセリング】をご予約くださいね。
その時はゆっくりとお話をお聞きします。